学  校   広島県立尾道商業高等学校
住    所 広島県尾道市古浜町 20-1
電 話番号 0848-25-2115
Fax 0848-25-2118
校    種 高等学校

(1) FMFマスターティチャープログラムに応募する段階(10月末)
各担当の役割と論文   
地域応募について留意点
学校での確認事項など  
  • 地域応募なので、参加校どおしで事前に綿密な連携をとった。この綿密な連携により、事後の学校間の取り組みがかなりスムーズになったように思う。
  • 教育委員会への協力要請も大切。綿密な連携をとり、協力を得た。特に、アメリカに持って行くプレゼント等で、尾道市のバッヂやTシャツ等を提供してもらい、非常に助かった。
(2) FMFマスターティチャープログラムに応募して確定した段階(12月末)
学校における受け入れ態勢
各担当で準備すること
   教育管理者の会(2月中旬)
   技術担当者の会(2月下旬)
年度を超えるときの引き継ぎ等
  • 教育管理者
    尾道市教育委員会と連携し、協力を要請した。尾道の紹介ビデオとパンフレット(英語版)、バッヂ等を教育委員会より提供していただいた。
  • 技術担当者
    アメリカに持参するパソコン・デジカメ・モデムセーバー等の調達・プロバイダとの契約
  • 担当者の転勤がなかったので、特に引き継ぎ等は必要なし。
(3) 日本からアメリカの学校へ出かける段階(3月末〜4月始め)
@渡米準備 
海外でのインターネット利用
  • 準備した機器
    • モデムセーバー。回線により、+- の極性が反転していることがある。
    • 2m程度のLAN ケーブル
    • LAN ケーブルをクロス接続にするためのアダプタ。
    • windows システムが壊れたときや、緊急の場合に備えてシステム起動フロッピーディスク。ホームページビルダー等必要最低限のソフトのバックアップCD)
  • インターネット接続と電子メール
    インターネット接続は、国内外で接続可能なプロバイダ「ワールドパスポートネット」のLiteコースに入った。メールはhotmailで対応可能。)これにより、ワシントンはもちろんアメリカ各地からのダイアルアップが可能になる。
  • AOL なら、3ヶ月の無料お試し期間があるので、これを利用するのも良い。(ただし、日本に帰宅してからの解約を忘れずに)
  • ワシントンのホテルでは、ホテルに滞在中は1日 $10 程度の ADSL サービスがあり、これが利用した。LAN ケーブルを持参していて良かった。(部屋によっては、接続がうまくいかないところもあった。
  • MSN Messenger も問題なく使える。
おみやげ
  • 折り紙の本、折り紙(たくさん)、学校案内、尾道市を紹介する英語のパンフレット。尾道を紹介するビデオ。尾道市のバッヂ。扇子と扇子立て。
現地の家庭等への訪問での留意点等
  • ホームパーティに招かれた際、アメリカの人たちは必ずといってよいほど、相手の家族への小さなプレゼントなどの心配りを忘れないし、自分が飲む分?の飲み物は持参する。ホームパーティに呼ばれたときには、相手の人それぞれにプレゼントを持っていった。
ビデオ・デジカメ・パソコンなど
  • 電源に関しては,まったく問題がない。
    日本は 100V だが、電圧の違いをパソコンやビデオの電源が自動変換してくれる。(対応電圧については、アダプタの表記を参考。)コンセントのプラグ形状の違いも、アメリカでは特に気にする必要なし。
  • セキュリティチェック
    ハイテク製品は空港でのチェックが厳しく,とくに,パソコンは,起動させられるので,要注意!
  • デジカメやパソコンはセキュリティチェックを受ける際には、必ず鞄から出してチェックを受ける必要あり。
その他
  • アーミーナイフがあると、ホテルで果物を食べるときなど便利。(くれぐれも機内持ち込みの荷物に入れないように注意)
  • 飛行機やホテル用に簡単なスリッパがあると便利。
  • スーツケースの他、現地での移動用に小さな鞄やデイバックは必須。トランクの中で、小さめ鞄を下着等のパッキングに使うと便利。
A 渡米中の研修
現地校についての研修
 Bugs and Soilプロジェクト
 ペアプロジェクト
現地校を去る時の留意点
帰国報告会の留意点など
  • 地域申し込みということもあり、小・中・高校それぞれを訪問できて、有意義であった。
  • ペアプロジェクトについては、先方の専門が海洋生物学だったこと、お互いの町が海に面していることから、「プランクトン」について研究を進めたいと提案があり、これに決めた。
  • 相手校のネットワーク環境と、テレビ会議システムの確認。地区のネットワーク管理者と会うことが出来たので、テレビ会議のために必要な設定について説明し、協力を求めた。また、こちらの連絡先(メールアドレス)も知らせておいた。
  • 滞在中に相手の messenger のアドレスを聞いた。無い場合にはアカウントを作成してもらった。これにより、以後の連絡がかなり楽になる。
  • Webページは毎日更新した。滞在中に夜遅くまで、Web作成に時間を費やしとても疲れたが、帰国後では校務多忙でとても無理である。記憶が新鮮な内に作成しないと、すぐに大切なことも忘れてしまう。日本語版と英語版を同時進行で作成した。
  • 帰国後の報告会用に、帰国の飛行機の中で Power Point で発表資料を作成した。帰国後に作成する時間はないし、とても疲れていてその気になれない。
B 研修経費 など
  • カードでの支払いを考え、現金・トラベラーズチェックを必要最小限にした。しかし、パートナーとともに行動する際、現金を使う機会が思いの外、多かった。普段の海外旅行より、現金なりトラベラーズチェックが多めの方がいいかもしれない。
(4) 日本の学校が始業する段階(4月)
@ アメリカ人教員を受け入れる準備
学校組織としての体制
年度初めの確認事項
年間行事計画 など 
  • 帰国が4月1日で、年度当初に初めて出勤するのが4月2日だったため、全職員での意識統一が少しでも出来るよう、帰国報告書を作成し職員会議で全教職員に資料を配付した。
  • 担当者が臨機応変に対応し、全教職員に協力を求めることでプロジェクトを進めた。
A 基本プロジェクト及びペアプロジェクトの児童・生徒の準備
教育課程上の位置付け
  • ペアプロジェクトは英語の選択科目で、バグスプロジェクトについてはクラブ活動(パソコン部)で行うこととした。
  • 生徒への意識づけを強めるため、新学期当初よりこのプログラムについて説明した。また、該当授業では出来るだけ多く英語を使って授業を行い、動機付けとした。
ペアプロジェクト
(5) アメリカから日本に教員を受け入れる段階(6月中旬〜7月中旬)
@ 受け入れ前の準備
宿泊先の確保
  • 宿泊先をレオパレスとした。レオパレスは引き上げ後の掃除等も含まれており、余分な掃除等の負担が無くて良い。また、電気、水道、ガス等の料金も含まれており、後からの精算もなく楽。
日用品の調達 
  • 日用品については、レオパレスの1万円弱の便利セットのようなものを用意しておいた。日常生活に必要な、台所の洗剤、風呂の洗剤、食器、フライパン等の必要最低限の調理器具、ハンガー等セットになっており、非常に便利。とても喜ばれた。
ライフラインの確保
  • 電話回線については、必要経費が別途かかることもあり、用意しなかった。プリペイド携帯も考えたが、パートナーにメールで事前に相談したところ、必要ないとのことだった。
  • インターネット環境の整備
    フレッツADSL を引いた。地域申し込みだったこと、尾道市には5人のパートナーが同じアパートに滞在したこともあり、ひとりあたりの費用は2千円程度ですんだ。契約は1契約だけで、各部屋はLAN接続した。インターネット環境jの提供は、こちらの予想以上に重宝がられた。messenger を利用し、連絡を取ることも出来て、受け入れ側も便利であった。また、週1回のテレビ会議もアパートから行うことが出来て、本当に便利であった。レオパレスであれば、わざわざADSLを引かなくても、インターネットパックがあるのでこれを契約すると良い。
日常生活にかかわる事項
  • 周辺の英語生活圏地図を用意した。
  • 郵便局、コンビニ、スーパー等に実際に行って案内。
  • 100円ショップは非常に喜ばれた。
  • 学校では、学食を利用してもらった。
休日等の使い方について
  • 先方の希望により、京都旅行に出かけた。
  • 都合を尋ねて、ホームパーティにも招いた。
歓送迎会
  • 地域申し込みということもあり、市教委を含め合同の歓迎会を行った。
  • 校内でも体育館で歓迎会を実施。送別会は生徒集会の時に一緒に行った。
その他
  • 尾道市長・教育委員会の表敬訪問も合同で実施。
  • 英語部の生徒たちが歓迎のポスターを作ってくれた。
A受け入れ後のカリキュラム等の取り組み
カリキュラム
  • 授業については、FMF に提出したスケジュール表とは別に、教職員用に詳細な授業のスケジュール表を日本語と英語で作成。
  • ペアプロジェクトに参加する生徒で3〜4人のグループを作り、1グループあたり1時間、生徒たちだけで校内を案内して回らせた。パートナーの先生とうち解けるのに役立ったようである。
  • ペアプロジェクトについては、選択授業で取り組んだ。アメリカ教員滞在中には、該当の選択授業の他、英語や2年生の授業にも参加してもらった。2年生全クラスに出てもらうとともに、ペアプロジェクトを行う該当選択授業では、出来るだけ多く授業に参加してもらい、生徒に慣れさせるようにした。
  • ペアプロジェクトのプランクトンについて3回授業をしてもらった他、広島大学で1日体験学習をパートナーの先生と一緒に行うなど、非常に充実したひとときを過ごすことが出来た。
  • 英語だけでなく、選択科目の書道等の授業にも参加してもらった。
  • 英語部の生徒たちと交流会を持った。ALTと協力して、日本・アメリカ・カナダの料理を作って楽しんだ。
(6) 受け入れが終わってから最終会議を行う段階(7月下旬〜3月)
プロジェクトの児童・生徒の取り組み
  • 生徒はパートナー校の生徒たちと情報交換するため、積極的に授業に取り組むようになった。自分たちが作成する Webだけでなく、相手のものを見るのを楽しみにしている。英語で自己表現することにも積極的に取り組むようになった。
  • プロジェクトをより効果的に行うため、広島大学に協力を求め、特別授業として体験学習を1日行った。
テレビ会議システム等の利用
  • テレビ会確実に行うために、インターネット回線を2回線。テレビ会議システムも2セット用意して、テレビ会議を行った。まさかの時のトラブルにも臨機応変に対応でき、役だった。
研修経費等の使用について
  • 3人の担当者で相談しながら、経費を利用した。
(7) その他
mtp に参加しての感想や意見など
  • 生徒たちが英語の授業に積極的に取り組むようになった。生徒たちの生き生きした姿を見ると、このプロジェクトに参加して良かったとつくづく思う。
  • 広島大学に協力を求めることで、生徒たちは非常に有意義な体験ができた。
  • テレビ会議を繰り返すことで、ある程度のノウハウが蓄積でき、教員側も成長することが出来た。