学  校   茨城県立水戸聾学校
住    所 茨城県水戸市千波町2863−1
電 話番号 (029)241-1018
Fax (029)241-8148
校    種 高等学校

(1) FMFマスターティチャープログラムに応募する段階(10月末)
各担当の役割と論文   
地域応募について留意点
学校での確認事項など  
  • 担当になる人はもちろんですが,学校としても年間を通しての研究となります。ある程度の覚悟をして申し込んだ方がいいと思います。従ってこの研究を学校としてメインで行える時の方が充実したものになると思います。
  • 担当者の役割と論文については、管理者が担当に聞きながら書きました。すべてが初めてでしたので,それぞれの担当の立場から書くように心がけました。担当はやはり理科・英語の方がいいと思いました。また,ある程度の英会話は必要だと痛感しました。
(2) FMFマスターティチャープログラムに応募して確定した段階(12月末)
学校における受け入れ態勢
各担当で準備すること
   教育管理者の会(2月中旬)
   技術担当者の会(2月下旬)
年度を超えるときの引き継ぎ等
  • 特殊学校としては初めてのことでしたので,正直何も分からずにいました。とりあえずは2月の管理者のオリエンテーションを聞いてと考えていました。今思えばこの時点から校内の協力体制作りをしておけばと思います。 
  • 教育管理者の会で何を持って行くのか全く分からず,一応パソコンを持って行ったのですが全く必要ありませんでした。
  • 初めて参加する学校用に説明会をしていただけるとありがたいと思いました。(前日の午後とかに)そうすると継続して参加してくる学校さんの言っていることが理解できるのかなと思いました。
  • 技術担当者の会では、ある程度の技術を持った人たちの集まりでしたので,専門用語が飛び交っても仕方ないとは思いますが,中には何のことだか分からない方もいました。その人が肩身が狭くならないようにサポートできる方をお願いできればと思いました。ただ,ある意味同じ興味を持つ人たちが同じ作業を共にしますので親しくなることができました。
(3) 日本からアメリカの学校へ出かける段階(3月末〜4月始め)
@渡米準備 
  • 学年末ですので正直きついです。すべてを早め早めに済ませておいた方がいいと思います。
  • 準備物は資料を見て用意しました。必需品はなんといっても電子手帳ですね。
おみやげ
  • おみやげは3人で相談しながら決めました。かさばらず荷物にならないように心がけました。
A 渡米中の研修
現地校についての研修
 Bugs and Soilプロジェクト
 ペアプロジェクト
現地校を去る時の留意点
帰国報告会の留意点など
  • 渡米した日がイラクに最後通告をした日でしたので飛行機に乗る寸前まで心配でした。空港でも何度となく体の大きな警官にチェックをされどきどきのスタートでした。しかし,アメリカ国内は心配することもなく,充実した研修を送ることができました。
  • 日本にいたのでは一生味わえないような経験や体験をたくさん味わうことができました。アメリカ人パートナーにも恵まれ,3人とも毎日が感謝の気持ちで一杯でした。
  • プロジェクトについては,ことあることにそれとなく話し続けました。(車での移動中,食事をしながらとか)それを踏まえて,じっくりと話す時間を作りました。ある程度人間関係ができていましたし,お互いの学校の事情も見えてきましたので話しやすかったです。最終的な結論はアメリカ人の日本研修で決めようということにしました。
  • 帰国報告会のために、渡米前にパワーポイントを使って発表の流れやレイアウトを作っておきました。アメリカでは写真とコメントを入れるだけにしておいたので楽でした。帰国直後は時差があったり疲れが一気に出たりするので,アメリカで仕上げておいた方がいいと思います。
B 研修経費 など
  • おみやげを考えなければ十分な研修費をいただいていると思います。米ドルとトラベラーズチェックに分けて持って行きました。
(4) 日本の学校が始業する段階(4月)
@ アメリカ人教員を受け入れる準備
学校組織としての体制
年度初めの確認事項
年間行事計画 など 
  • 帰国後は辞令交付も終わっているので学校にも新しい先生を迎えているので浦島太郎状態になりました。渡米前にある程度の道筋を作ってなかったので,新しい体制の中プロジェクトについて説明したり,我々の研修を報告したり,研究組織を作ったりとてんやわんやの1ヶ月でした。
A 基本プロジェクト及びペアプロジェクトの児童・生徒の準備
教育課程上の位置付け
  • 児童には昆虫や土壌を調べることを通して自然に親しみ感じたことを素直に表現してもらえればということを基本的な考えとした。特に本校もパートナー校も特殊学校なので児童生徒にあった内容で行うことを相談しておいた。よって児童には「虫取りに行こう」程度ののりでやりました。
ペアプロジェクト
(5) アメリカから日本に教員を受け入れる段階(6月中旬〜7月中旬)
@ 受け入れ前の準備
  • アパート探しは管理者が行いました。できるだけ交通の便がよく学校まで1人で通えることを条件に探しました。運良く,駅前に光熱費込みのマンスリーマンションが見つかり予約することができた。
  • 生活面では女性の教員担当者が行いました。パートナーが女性のため細かい所まで気遣いができ助かりました。
A受け入れ後のカリキュラム等の取り組み
カリキュラム
  • 4週間の日程調整は県庁や教育委員会への表敬訪問・他の学校の見学,本校での研修等を柱に日程を組んだ。基本的には教員担当で行った者の学級をメインにして,本校は小学部の他に幼・中・高とあるので各学部にお願いをして2,3日づつ受け入れてもらった。夜や土日はアメリカでにいった3名が中心となって史跡巡りや観光案内等をすることとした。
  • 受け入れ中にたまたま地元の大学から学生が研修に本校に来校した際に大学の教授が関心を持たれ,急きょ大学での講演を要請された。日程等は教務が変更しながら対応してくれ大学とのつながりももてた。
(6) 受け入れが終わってから最終会議を行う段階(7月下旬〜3月)
プロジェクトの児童・生徒の取り組み
  • 聾学校の子供たちのできることを考えました。
    • バグズ 昆虫採集,標本作り,名前調べ
    • ソイル パストプラントの観察
    • ペアプロジェクト コミュニケーションについて,日本の手話とアメリカの手話について交換をしたり,作品の交換をした。
テレビ会議システム等の利用
  • 失敗することもありますが,まずは失敗を怖がらずにやってみることかと思いました。はじめは,日米とも相手の顔が見えたことに感動し,話しができたことに大騒ぎをしました。そして,数を重ねることでお互いに慣れてきますので,徐々に目的にあった内容が展開されるものだと感じました。
  • 時差に関してはどうしようもなく,アメリカの朝,日本の夜はちょっと無理があるかと感じました。できれば,日本の朝,アメリカの夕方の方が無理が少ないかと感じます。どちらにせよ両方の少しの我慢は必要です。
研修経費等の使用について
  • 講師派遣費はありませんので,備品としてビデオカメラ,消耗品として昆虫採集用の道具や薬品を購入しました。後は,郵送代や文具類で使い切りました。
  • 一番,難しいのがメンバーの研修に関わる食事代でした。結局払ってあげることができませんでした。(領収書がないなどで)しかも,本校では出張扱いにはなりませんのでFMFからの費用だけです。
  • できれば食事代としてではなく,日当として一定額を渡してもいいようにしてもらいたいと強く思います。
(7) その他
mtp に参加しての感想や意見など
  • 個人的には参加できて,2度と経験できないような体験ができたと思います。アメリカでの研修は,一生の思い出となるでしょう。
  • 一方でプロジェクトは全職員が一丸となっておこわないと意味をなさないことだとも感じました。そういう点では,本校はまだまだ理解啓発が足らなかったかと反省しています。準備も遅かったし,計画も全職員に上手に伝わらなくて迷惑もかけました。すべてにおいて早め早めに計画を立てておいた方がいいと思います。せっかくのすばらしいプロジェクトです。是非意味のある研究にしてもらいたいと思います。