学  校   広島市立美鈴が丘中学校
住    所 広島市佐伯区美鈴が丘南一丁目12番1号
電 話番号 (082)928-2161
Fax (082)928-4461
校    種 中学校

(1) FMFマスターティチャープログラムに応募する段階(10月末)
各担当の役割と論文   
地域応募について留意点
学校での確認事項など  
  • 2002年度に引き続きの応募だった。特別な体制などを作る余裕はないが、美鈴が丘中学校の生徒が有意義な体験ができて、総合的な学習の時間などにも積極的に活用していくように、3人の担当者が中心になって提案しすすめるという方向で応募することにした。
  • 中心になっている美鈴が丘高校の担当者と連絡を取り合って進めた。
(2) FMFマスターティチャープログラムに応募して確定した段階(12月末)
学校における受け入れ態勢
各担当で準備すること
   教育管理者の会(2月中旬)
   技術担当者の会(2月下旬)
年度を超えるときの引き継ぎ等
  • 教育管理者は積極的に、校内にMTPの概要や、渡米研修の日程などを知らせた。
  • 技術担当はホームページを立ち上げる準備をした。
  • 担当教員は、次年度の選択理科や学年の総合的な学習でどのように取り組めるかということを積極的に学年会に提案した。
(3) 日本からアメリカの学校へ出かける段階(3月末〜4月始め)
@渡米準備 
  • 渡米中のスケジュールや相手学校の情報などを整理し全職員に知らせた。
  • 担当教員が引き続きの参加だったので、前年度の取り組みの資料や写真、ホームページのコピーなどを米国の学校の担当者に渡せるように準備した。
A研修経費 など
  • 今年度は、取り組みの状況を校内の掲示板に写真などを印刷して掲示した。その印刷の費用や、2学年全体3クラスの生徒がバグズに取り組んだので、そのための書籍、捕虫網や昆虫標本作りの用具に主につかった。
(4) 日本の学校が始業する段階(4月)
@ アメリカ人教員を受け入れる準備
学校組織としての体制
年度初めの確認事項
年間行事計画 など 
  • 6月からアメリカ人教員を受け入れて、生徒にとって有意義活動をどう組織するのかということを3人で論議して、受け入れ期間中のスケジュールや担当する授業などを5月始めにはかなり詳細に教務部会で提案し、手直しした上で職員会に提案した。
A 基本プロジェクト及びペアプロジェクトの児童・生徒の準備
教育課程上の位置付け
  • 基本プロジェクトについては、中心は2年生の選択理科の授業を使って進めていったが、あわせて、2学年全体の総合的な学習の時間の内容として計画し半年間をかけて取り組んでいる。広島市昆虫科学館の協力を得ることができるようになり、専門家を招いてBUGSについての講演や、昆虫採集、標本作り、考察まで指導をいただいている。半年間のまとめとして文化祭で活動内容について展示した。
ペアプロジェクト 太平洋プランクトンプロジェクト
Bugus and Soil Project Spring  Fall
(5) アメリカから日本に教員を受け入れる段階(6月中旬〜7月中旬)
@ 受け入れ前の準備
  • 宿舎などは、美鈴が丘高校の担当者と協力して準備した。
  • 本校に滞在中に、生徒とのコミュニケーションの手助けをしてもらう、通訳ボランティアをPTAを通して募集し、全日程に通訳ボランティアとして保護者に学校に来てもらえるように準備した。
A受け入れ後のカリキュラム等の取り組み
カリキュラム
  • 5月の段階で、カリキュラムについてかなり詳細に職員会議に提案し、英語以外で の活用の仕方も全職員に募集し最終的な日程調整を行った。
  • 社会科の時間には、通訳も交えて「独立戦争、南北戦争」についての授業をアメリカ人教員に準備してもらい、資料や写真を交えて話をしてもらった。
  • 家庭科の授業では、生徒が日本食を紹介しながら一緒に調理実習をおこなった。
  • 総合的な学習の時間を使って、米国研修のビデオや写真を紹介して全校生徒で事前に、パートナー校の地域や学校システムなどについて学習した。
  • アメリカ人到着後は、本校のパートナー1人のときと、広島地域4人のパートナーのときと2回にわたって、総合学習を使って全校生徒での質問コーナーや歓迎会などを行った。選択英語履修者による英会話実習も全校生徒の前で行った。日本文化紹介ということで、剣道の演武や和太鼓の共演もおこなった。
  • 1学年の総合的な学習の時間では、日本文化をテーマに学習しているので、日本の食、遊び、建築などについて、生徒自身が、アメリカ人教員に説明する試みも行った。
(6) 受け入れが終わってから最終会議を行う段階(7月下旬〜3月)
プロジェクトの児童・生徒の取り組み
  • 10月までは基本プロジェクトを中心に進めている。バグズ・ソイルの取り組みの中心は、2年生の選択理科の履修者で、昆虫の分類や数の調査や土壌調査をしてまとめている。今年は、バグズについては、2年生3クラスが総合的な学習を使って、広島市昆虫館の専門家の指導を月1回程度半年間継続して受けている。昆虫との出会いを含めて、昆虫の研究者になった専門家の生き方も含めて、いろいろな話もよい学習になった。グランド・草原・山林に住む昆虫を採集し、分類して植生などについて分類し、考察までを行った。11月からは、大気の調査のペアプロジェクトに取んでいる。
テレビ会議システム等の利用
  • 9月は担当者同士で、システムのテストやペアプロジェクトのワークシートの記入の仕方について打ち合わせを行った。
  • 10月のテレビ会議においては、BUGSとSOILの取り組みをしている、選択理科の履修者22人が、テレビ会議に臨み、自己紹介や取り組みの方法などを説明し、採集した虫のデジカメ写真やファーストプラントの様子を映像で提示した。相手校も12人参加し、採集した虫の絵を示して交流した。
  • 11月は、SOILの一環で畑づくりをして栽培している野菜を使っての日本料理の紹介や体育祭や文化祭での生徒の取り組みの交流ということで準備を進めたが、米国側のソフトの不調により、中止になった。
  • 12月のテレビ会議は、米国側担当者の親族に不幸があり中止した。
  • 1月は、2回実施する予定。
研修経費等の使用について
  • BUGSの器材(捕虫網、標本箱など)
  • 昆虫の図鑑(生徒の調べ学習用)
  • プリンターインク(デジカメでとりためた映像をプリントアウトし校内に掲示したり、発表する)
  • ペアプロジェクト(大気調査)の器材など
  • レッドローバープロジェクトの器材
  • 未来都市コンテストの材料や輸送費用
(7) その他
mtp に参加しての感想や意見など
  • 学校が忙しくて、MTP専門の委員会などを立ち上げることは難しいが、3人の担当者が中心になって、生徒にとって有意義な活動を、他の教員のさほどの負担にならないような形で実施することに努力した。
  • 現在の「総合的な学習の時間」は、内容作りに苦労しているところがあるので、MTPを「総合的な学習の時間」のテーマとして活用することは、大変有効である。異文化との交流、英会話、BUGS,SOILの調べ学習、プレゼンテーションなど、題材を提供することができた。
  • 今年BUGSについては、広島市昆虫館の専門家の協力をえることができ、何回も学校に来ていただいて、生徒に直接指導していただくことができた。さすがに本物は違うという印象である。MTPがきっかけで、こういう専門家の指導が得られたことも成果である。