第4日目       アーリントンサイエンスフォーカス小学校での研修

米国研修のページに戻る

学校見学

5歳児の幼稚園児から5年生まで、現在454名の児童が在籍している。この学校の特徴は、公立の小学校でありながら理数系の能力を高めたい行政の思いと保護者の要望から設立されたことにある。保護者の信頼も厚く、希望者全員が入学できないこともある。
 サイエンステクノロジーを重視し、問題解決能力の育成を中心にしながらも、音楽・体育など他教科も大切にし、トータルとして子供たちを育成しようと教育課程を編成している。

ワークショップT   「ファーストプランツについて」  − ポール・ウイリアム博士 −

 ファースト・プランツの方法を示しながら、科学的なものの見方・科学の基礎を学習した。
 まず、事象を正確に捉えるための方法の一つとして、スケールの基準を書き、スケッチをし、そして倍率も示すことをノートの基本として教えなければらないこと。事象をとらえるための前提として、生物の多様性を認め結果が望ましくなくてもそれを受け入れる姿勢を持たなければならないことや予想もしなかったことが起こってもその原因を探ろうとする考え方を持つことが大切であることなどを例を示しながら熱く語られた。

ワークショップU  「行動生態学」について   − ジョーンズ博士 −

 昆虫などすべての生き物は、ヒトが考えられない特徴を持っている。ヒトはさまざまな生物とともに暮らし、大きな生態系の中に生存している。
 地域間の交流を進める中で、いくつかの観測方法と考え方について学習した。
 よりよい交流とするためある程度の一致した研究方法が必要となる。トランセクト法、集音マイク、ナイトスコープなどを効果的に使用するとよい。ただ、このプロジェクトの目的は、正確に観察・観測をすることでなく、子供たちに自然に対する興味関心を引き出すことにある。直接経験ができ、身の回りのよさを知ったり、科学的な方法が学べるこのプログラムは適していることを野外で示しながら話された。

ワークショップV 「土壌と環境」について  − ジェリー・パーク博士・マキシ・レビン博士 ー

土壌にはさまざまな創造的な要素が含まれている。例えば、文化の衰退、生活の属性地の推測、環境学習の素材などが考えられることを学習した。
 環境問題から土壌をとらえようとした時、気象要因、地形、時間など考慮しながら、土壌生物に注目すとよい。土壌や大気汚染の指標として利用できることを採集したサンプルに触れながら講義を受けた。