| アクティビティ | |
| 09:00 | 宿舎発 |
| 09:30 | 「アメリカの朝食」を体験 |
| 10:30 | セントチャールズ高校の各教科室を見学 |
| 12:00 | 昼 食(ビュッフェ) |
| 13:00 | ペアプロジェクトについて打ち合わせ |
| 18:00 | 「ティーチャーズ・ショップ」訪問 |
| 17:00 | 夕 食(メキシコ料理) |
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市長を表敬訪問する予定だったが、市長に予定外の用事が入ったため、残念ながら中止となる。朝食後はずっとコンピュータラボ作業である 「アメリカの典型的朝食」を体験するため連れていってくれたのが、セント・チャールズ高校の目の前にある食堂であった。 名物料理として「卵10個入りのオムレツ」がある。二人で分けて食べることにして、「肉入りオムレツ」を注文した。オムレツの大きさはティッシュの箱ほどの大きさである。 |
| この店ではシンディー先生の教え子ジャック君が働いていた。彼のお母さんがこの店を経営しているのである。 ちなみにジャック君は生徒会長である。 |
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食堂から見たセント・チャールズ高校。 雨降りである。 |
| 教室でみた教卓台。日本では講演や記者会見で見かける形だが、授業の時にもこういう台があれば便利だろうと思った。 | ![]() |
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図書室。パソコンで蔵書を検索するシステムは今やどの学校でも導入されていた。 |
| 物理室 授業ごと、班ごとにトレーに準備し、必要な薬品などが事前に準備することが可能になっている。 理科の先生達はとても便利そうだと注目していた。 |
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化学室内部。 |
| 生物室にて。目で見てわかりやすいように模型が多数置かれていた。 | ![]() |
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カエルの袋詰め。日本では見ることができないものらしく、驚嘆の声が上がっていた。 |
| 地理、歴史を担当する先生の教室。 生徒の興味関心に応えられるように各種の資料が貼られていた。 |
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生徒に自分の家系図を作成させることにより、その時代の出来事に興味を持たせる工夫がなされていた。 |
| どの学校でもそうだが、家庭科(調理)には力が入れられていた。その理由を尋ねたところ、「大学生になればみな独立するのだがら、食生活はとても大切である」との答えが返ってきた。 | ![]() |
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セント・チャールズの町の中心にはオールドタウンと呼ばれる古くからの通りがある。そこには開拓時代を思わせるような形の建物も多く見られる。 |
| セントチャールズと聖徳学園の高校チームでのペアプロジェクトをどう進めたらよいか、時間を十分とって話し合った。 シンディー先生が理科の先生ではないこともあって、調整には時間がかかったが、ケッテンバック博士はマスターティーチャープログラムにこれまで参加した経験から、有益な助言を多数してくれた。 |
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アメリカでは一般的に甘い食べ物が愛好されている。私たちもアイスクリーム店に寄ってみた。 |
| ティーチャーショップの内部。 アメリカにはこういった「教員向けの本・文具・小道具」を売る店がどの町にもある。先生達の努力もさることながら、それをバックアップする物品が日本にもあれば随分と教育を向上させることができるのではないかと思った。 |
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メキシコ料理店にて。小学校のマギー先生の夫ジンクス氏が誕生日だったため、店からお祝いの帽子が一行の男性全員に配られた。 |
| 記念写真 こちらでは何事も盛大に盛り上げることがごく自然に行われている。 |
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本日の研修内容
【巨大オムレツの朝食】
patti york市長が不在のため、本日の市長への表敬訪問は取りやめとなった
その分、先日時間がなくて中を見学できなかった、シンディの高校を見学させてもらうことになった。ホテルの朝食がコンチネンタル形式のため、今日はホテルで朝食を取らずにアメリカンブレックファストを食べてもらうと学校の目の前のレストランに連れて行ってくれた。この店は卵を10個使った大きなオムレツが有名な店である。シンディの高校の生徒会長をつとめるJackのお母さんの店だと言う。学校が休みのため、Jackもお店を手伝っていた。江草先生と堀先生が10個オムレツに挑戦する。注文すると店の人が驚いていた。とても大きかったが、2人で食べてしまった。
【St.Charles High School 見学】
つづいて、学校を火曜日に見学できなかったシンディの学校を見学する。St.Charles High Schoolは男女共学の公立高校で、全校生徒約1200名で9thGRADEから12th GRADEまでの生徒がいる。1929年に作られた建物が火事で焼けてしまったと言うことで、1996年に内装を中心に作り直したと言う。さっそく、先ほどの店で働いていたJack君の案内で校内見学にでかける。若干クラブ活動の生徒が登校していたが、生徒の姿は春休みということでほとんど見かけない。小学校や中学校では生徒の作品が色々と廊下に貼ってあったが、高校になるとほとんど見かけない。高校は日本の大学のような雰囲気だ。
1.コンピューターラボ
シンディが勤務しているマーケット部門の先生が中心となって使っている20数台のコンピューターが置かれた部屋を見学する。こうした部屋が全部で4室も用意されている。ただ、モニターのメーカーが部屋によってばらばらであるようである。少しずつ買い足していったのであろう。小学校や中学校で目についたマックのコンピューターはほとんど見られない。シンディの話では、マックはグラフックなどごく一部の部門にしか使われていないと言う。
2.講堂
この高校の講堂もヨーロッパのオペラ座を思わせるような立派なつくりである。壁面には擬似的な窓が描かれ、圧迫感を与えないように工夫されている。ステージは幕が幾層にも貼れるようになっており、本格的な演劇にも対応できるになっている。先日の高校もそうだが講堂の設備の充実振りは素晴らしい。
3.化学実験室
日本との大きな違いは、実験をするスペースだけでなく、その横に講義を聞くスペースが併設されている点である。実験前の諸注意や実験後の意見交換などを落ち着いてすることができる。ドラフトなどの器具も充実していた。
4.生物実験室
先生の部屋を挟んで2つの生物室がある。解剖用のかえるが真空パックにされておいてあり、気持ちが悪い。3人の生物の先生が交代で使っているようで、そのひとりの先生が今回の「Bugs and Soil」の研究に協力してくれるとのことだ。どうも、生徒会長のJackは生物が得意のようだ。一番張り切ってさまざまなものや、学校で作られた標本などを見せてくれた。
5.歴史の部屋=大学並みのレベルの授業の部屋
部屋自体はなんの変哲もない部屋だが、この高校では、優秀な生徒に対して大学レベルの授業を行っている。そしてそのためのスタッフと部屋が用意されている。この部屋はそんな生徒のための部屋である。
6.体育館
ここも大変広く、かなりの広さなのに冷暖房の空調も用意されている。ちょうど野球部が練習をしていて、監督の先生が挨拶をしてくれた。硬式のボールを使ってノックの練習を体育館で行っている。ちょっと日本では考えられない光景である。壁面には海賊姿が描かれているこの高校のアイドルマークなのだそうだ。しかし、なぜ海賊になったのかはシンディにもわからないという。
7.教員室
アメリカでは日本の感覚で言うところの職員室はない。そけぞれの先生が自分の教室を持ち、そこに生徒を迎える形式である。この高校ではその教室にある机とは別に各デパートメントごとに教員室がある。日本でいうところの教科準備室みたいなところである。シンディはマーティング部門のなのでその教員室を見せてくれた。入口から入って すぐのところに、シンディの机があった。一人一人の机の置き方も独立していて、ちょっとしたオフィスが並んでいる感じをうけた。
【昼食】
旧市街のメインストリートのレストランに行った。ブュッフェ方式なのでいちいち注文しなくて良いので、日本人にはありがたい。この日は小中高どのチームも、具体的なプロジェクトについての打ち合わせがあるので、さっさと昼食を終えて学校に戻ることとなった。
【ウェブサイトのフォームの日米での統一について】
先日に引き続き、ウェブサイト作りと研究についての話し合いを行った。このFMFMTPについて、ウェブサイトの方は、堀先生ががんばっていて、シンディと一緒に作ったものがアップされている。しかし、どうせ作るならばSt.Chales High School側もそのスタイルについて、日本側と形式を合わせた方が良いだろうと言うことになった。そこで、St.Chales側が作ってくれることになった。堀先生が作ったウェブサイトを見ながらメインページの構造を英語に翻訳していく作業を行った。
【Bugs and Soil のプロジェクトについて】
この日は4月からコアプロジェクトのBugs and Soilの虫の採集が始まるので、その時期と実施する学年について日本とアメリカのレベルをそろえることについて話し合いをした。
まず、江草先生が日本出発前に中学生を対象に行った予備調査とその内容について報告をした。これは、校舎隅の土の吹き溜まりにいる虫について実態調査を試行的にしたものであり、生徒のレポートも結果とともに持って来ていた。シンディも大変興味をもち、その調査のフォームについて、帰国後に日本側で英訳したものを作り、E-MAILで送付することとした。
St.Chales High Schoolは5月の終わりから夏休みに入り、8月中旬から新学年が始まるそうだ。そこで8月以降は状況の変化が生じるので、とりあえず4月の昆虫の最終調査とその結果の報告[Student Servey]については、互いに高校レベルの生物の初心者[freshman level]で実施することとした。本校は高校2年から文系・理系のコースに分かれるが、日本側は理科部などの生徒に合わせて、高校2年の生物選択者が中心となってStudent Survey については、9thから10th Gradeの生物を担当するMrs.Joy.Grabansk 先生に協力を仰ぎながら実施していくこととなった。また、詳細については、E-MAILで情報を交換しながらプロジェクトを進行して行くこととなった。
【ペア・プロジェクトについて】
1.「リサイクル」をテーマに
ペアロジェククトについては、江草先生は生物の専門家として「高さの変化にともなう植物相の変化」(専門用語があったが忘れた)について関心を持っている。一方、シンディはマーケッティングが専門であり、彼女の専門分野をいかした「リサイクル」について関心を持っていてこれをテーマとしたいということであった。江草先生は生物の専門であるが、ペアプロジェクトも生物の専門的なことになると、このプロジェクトに関わる生徒が理系の限られた一部になってしまうと考え、様々な議論の末、シンディの提案にそった路線でプロジェクトを進行していくことになった。
2.高2年生「ドイツ・スイス」での環境学習との連携
具体的にはSt.Chales側はシンディが受け持っている10th Gradeの生徒たち中心にメンバーを募り、日本側は高校2年生からメンバーを募ることにした。
特に、本校では今年度の国際研修旅行のコースの1つとして、5月に高校2年生がドイツとフランスに行き、環境問題についての研究を行うことになっている。ドイツでは、世界の環境首都とも呼ばれ、徹底したリサイクルやリユース、また自然エネルギーの利用で有名なフライブル市での現地学習、またスイスではアルプスのユングフラウでのゴミ処理の実態を学ぶことになっている。このプロジェクトは、本校がFMF・MTPに選んでいただく前から推進していたもので、日米の比較に加えてドイツなどの状況も比較できるとより有意義なものになるのではないかと提案した。
【プロジェクト推進の上での語学の壁】
本校高校チームには英語の先生は一人もいない。日常的な挨拶というレベルを超えて、プロジェクトの具体的な内容を詰めていく段階になると、どうしても英語力が必要になってくる。電子辞書片手に検討するのだが、生物学の専門用語などがでてくるとお手上げである。細かい点はシンディが日本に来たときに、ネイティブの先生や英語科の先生の通訳をうけながらやっていかなくてはならない。そうでないと、理解の行き違いが生じてしまうのではないかと思った。 いずれにしろ、本日は午前・午後のほとんどをSt.Chales High Schoolで過ごし、研究についてめどが立ったので有意義な一日であった。
【旧市内見学とティチャーストアー見学】
夕方からは旧市街の見学をした。私がアイスクリームが好きだとワシントンで行ったことを覚えていてくれたシンディが、おいしい店につれてきてくれたのだ。また、セントチャールズの品物を売ってくれている雑貨屋のようなところにも連れて行ってくれた。
ホテルへ帰る途中に、ティーチャーストアーという教員用のグッズを売る店につれていってもらった。アメリカでは教室内外に様々なデコレーションが先生の個性に応じてされている。この店にきて、算数の足し算の方法から歴代大統領の業績までありとあらゆる種類のポスターが売られていることを知った。そうした掲示用の様々な商品をアメリカの先生は生徒への動機付けとしてうまく利用している。また、カラフルな文房具や授業を進めるのに必要な様々な書籍が用意されていた。
また、授業を進める上での様々な補助用のワークシートも売られていた。日本ならば教科書会社がおまけにつけるようなものが、数多く売られていた。私は歴史が専門なので、歴代の大統領の業績をまとめる。ワークシートを買ったが、各代の大統領についての説明と、その業績のポイントをまとめるものと、自分の意見を書くところがあり、とてもうまく構成されていると感じた。先生を専門にターゲットとする店の存在を知ることができて大変勉強になった。
【ジンクスの誕生日パーティー】
この日曜日は小学校のパートナーのマギーの夫のジンクスの誕生日と言うことで、そのお祝いを兼ねたお食事会があった。郊外のメキシコ料理の店に行った。Dr.Gerry Kettenbachの家族もみな見えていた。店員たちは皆明るくハッピーである。ジンクスにはワシントンであって以来、とても世話になっている。我々日本人は英語ができず押し黙ってしまうことも度々あるが、積極的に話しかけてきてくれて座を盛り上げてくれる。ありがたいことだ。店員たちがメキシコの歌を歌い、小学校の三輪先生がダンスを踊った。ほんとうならば誕生日の人だけにくれるメキシカンの帽子を希望者全員にくれた。みなその帽子をかぶってホテルに戻ったが、異様な風体にフロントの係りの人も目を白黒させていた。