| アクティビティ | |
| 08:00 | 宿舎出発 |
| 08:30 | 見学開始 |
| 中学校見学 | |
| 小学校見学 | |
| 11:30 | 昼食(高校食堂にて) |
| 高校見学 | |
| 18:00 | 相手校の先生宅に招待 |
パートナー校は春休みで生徒に会えなかったが、近隣の学区の学校の様子を見学できたのが今日である。いずれの学校も建物も立派で、教育内容にも工夫がなされていた。参考になることも多かった。
| 小学校・中学校も見学したが、そちらはそれぞれ本学園小学校、中学校にお任せする。 | |
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ズムウォルト西高校の前にて 前列にいる日本人女性は当日通訳を務めてくれた「ななえ Hunterさん」である。 |
| 学校案内を担当してくれた教頭のHenry St.Pierre先生。 | ![]() |
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パソコンでブラインドタッチを習得するための仕組み。 |
| 卒業式に用いる帽子をかぶらせてくれて、記念撮影。 後ろの壁のTシャツは州内の大学のもの。 |
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ドイツ語の授業をしていたので、見学させてもらう。先生は両親がドイツ人とのことであった。授業内容は「あなたはどのような〜が欲しいですか?」という問いに対して、生徒一人一人に答えさせるもの。 |
| 図書室は授業時間にもびっちりと先生が利用予約をしていて、生徒をその時間そこで作業させていた。授業と図書室が有機的に連携している様子が伺える。 また、同校の各教科の先生たちが読書を勧めるポスターが壁に掲げられていた。 |
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優秀生徒をその理由とともに掲示したもの。 |
| ホームパーティ 高校のパートナー、シンディ先生の自宅でホームパーティを開いてもてなしてくれた。参加したのは、シンディ先生一家(夫、娘)のほかに小学校、中学校の受け入れ相手の先生やそのご主人。 また、近隣のジェファソン中学校の校長ケッテンバック博士夫妻(写真で一番左)。 ワインやビールなのどのドリンク、ステーキは多く用意してあり、何よりも会話が楽しい会であった。 |
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■3月23日(火)−研修第8日目
交流校が属しているセントチャールズ学区[District]が春休みに入っていたため、今日は違う学区の学校を訪問し、生徒の様子を見せてもらうことにした。訪問したのは、O’FALLON市のZUMWALT学区、セントチャールズの西方に属する、近年急速に開けた新興住宅地を中心とする学区だ。
【Hardin Middle School】
まず最初に中学校を訪問する。最近新築されたばかりの建物で、その美しさに圧倒されてしまう。公立のこの中学校は生徒数1300人。中学校の規模としては大きな学校である。受付で名前をそれぞれが書いて登録し、「VISITOR」のシールをもらう。セキュリティのチェックは厳しい。
1.やったあ!!!! 日本人の通訳の方だ!!!!
長い間英語に苦労してきた我々だが、力強い見方が現われた。こちらの教育委員会の方が用意してくれた。Nanae Hunter(以下ななえさんと呼ぶ)さんだ。ななえさんはお父様の仕事の関係で日本のアメリカンスクールに通い、その後渡米され、ご主人と知り合われたそうだ。この学区の保護者として通訳のボランティアを依頼されたとのこと。もう20数年日本語をほとんど話していないとのことたが、その通訳振りは我々の心強い見方だ。また、今回の視察を準備されたZumwalt West High SchoolのArince Hoffmanさんも紹介された。ガイダンスカウンセラーのKaren Boyleさんに案内されて校内をまわる。
2.充実したカウンセラー制度
最初にカウンセラー室を見る。この学校には4人のカウンセラーがあり、カレンさんはその統括カウンセラーだそうである。それぞれのカウンセラーが自分の個室を持って働いていた。日本でも心の悩みを持つ生徒が増えてきて、カウンセラーの役割が重要視されてきているが、アメリカの場合は行動面での問題ある生徒を扱う場合が多いとのことである。すべての学校にカウンセラーが常駐していない日本の現状を考えるとき、大変うらやましく思えた。
3.図書館
昨日のHardin Middle School同様、広く快適である。専門の司書の先生が2名常駐しているそうである。図書館に隣接してコンピュータールームがあった。図書館では、アメリカで有名な「Dr.Suess」という本のシリーズが紹介された。これは220語の単語だけを用いて、様々なフレーズを繰り返し書いてあり、それを読むことで言葉を理解していくもので、大変良い教材だとマギーさんが高く評価していた。どうも作者はこの地域の出身の人らしい。
3.カフェテリア・体育館
机が折りたためるようになっており、カフェテリアとして利用する時間以外は多目的なホールとして利用できるようになっている。飲み物だけではなくお菓子の自動販売機もあり、日本とは感覚が違うようである。
4.コンピューター室
18人の生徒が、キーボードを隠してブラインドタッチの練習をした。日本ではソフトの使い方を学ぶことが重視されているが、とにかく早く打つという実用的な練習が重視されていた。これは後で見学した高校の授業も同じである。私はブラインドタッチができないので、この報告書を打つのにも毎日たくさんの時間を費やしているが、キーボードの操作が早くできれば、長い人生の中で相当な時間の節約になるだろう。また、打つときの姿勢についても厳しく指導がされていた。
5.家庭科室
家庭科室は裁縫を行う部屋と調理や家庭のこと全般を学ぶ部屋に分かれていた。後者の部屋は洗濯機や冷蔵庫を実物がおかれており、実際の家庭の台所が再現されている。より現実の生活に密着した形で勉強できるように工夫がされていて感心した。
6.校長室
この学校は規模が大きいので、3人の校長(Principal)がいるそうである。廊下で7年生担当の校長先生にあった。校内を巡回し、授業もモニターしているらしい。一見警備員のようである。また、校長室のオフィスはガラス貼りで廊下から中が丸見えになっており、驚いた。
7.化学の授業
化学の授業を行っている教室に入った。何かの物質を培養しているようであった。生徒たちと活発に意見交換をして授業が進められていた。
8.技術室
Technic & Computer Lab なる部屋に入った。中はいくつかのStationに分かれていて生徒たちは授業最初に自分の興味あるStatioに行って、技術を学ぶことができるようになっている。たとえば、ビデオ・ロボット・コンピューター補助装置・電子・レーザー・デジタルデザインなどである。また、一方で木工を行う伝統的な技術教育を行う場所もあった。
時代の要請に合わせて、技術教育が変化していっているのを感じた。
8.その他
ブザーがなると生徒たちは、勝手に教室を出て行ってしまった。ナナミさんの話では授業の前後で挨拶を行う習慣はないとのこと。彼女は日本の教育と比べてそこが気になるという。アメリカでは先生を敬う気持ちが足りなく、そこが一番残念なところだと彼女は感じているそうだ。玄関前に戻って、校長先生(何年担当課か不明)の挨拶をうける。大変若い女性の校長先生である。アメリカの校長先生は総じて若く、日本の感覚では驚いてしまう。
【Rock Creek Elementary School 】
つぎに向かったのは同じ学区のRock Creek Elementary Schoolである。中に入ると小学校らしいデコレーションがあちらこちらに施されている。校長先生が出迎えてくれて、加賀先生が日本からのみやげを渡す。この校長先生も女性で若いので驚く。廊下の天井のあちらこちらから紐がぶら下がっており、先に選択ばさみのような物がついていて、生徒の作品をぶら下げている。日本でも活用できるやり方だろう。吹き抜けのフローアーが体育館兼カフェテリアになっているのは、これまで小学校と同じ形式だが、新しくできた学校なので空間をゆったりととっている。生徒がサッカーをしていた。
1.幼稚園のクラス
幼稚園の授業を最初に見学した。コントラクジョブといって、保護者に約束した内容を教えたら、あとは生徒は自由に好きなことをしている。冷蔵庫なども完備したおままごとコナーもあった。雑誌からMならMと決められた文字の単語で表されるものの写真を切り抜いて貼るという作業をしていた。先生が2人いたが、もうひとりは知恵遅れの生徒の担当で今日は生徒が休んだので、この授業を手伝っているとのこと。
2.1年生のクラス
「Hard or Soft」と硬いものとやわらかい物を生徒に手をあげさせて発言させていた。とても生徒は積極的に取り組んでいた。
3.2年生のクラス
日本でいう生活科のようなものであろうか。消費者教育をしていた。収入とか何かとかサービスとは何かとか、日本の中学3年で習う公民のような内容をやっていた。
4.図書室
天井が高く開放的である。7000冊の本があるという。専属のスタッフがいるのはどこも同じで、読書を重視しているのが分かる。マギーお勧めの「Dr.Suess」の本もたくさん置いてあった。
4.コンピュータールーム
26台のパソコンがならんでいる。小学生向けのさまざまなソフトがコンピューターの画面のデスクトップの上に置かれていた。
5.4年生のクラス 理科の授業
理科の授業が行われていた。生徒数が少ないなと思ったら、非常にできる5名の生徒は別室で特別な授業を受けているとのこと。日本の公立学校でそのようなことをしたら非難され、大変なことだろう。才能あるものは伸ばすという学校の強い方針を感じた。
6.5年生のクラス 歴史の授業
私も歴史の教師だが、歴史の授業はともすれば単調になりやすい。生徒の様子を見ていると算数の宿題を内職して生徒たちがいる。アメリカも同じなのかと思うと妙な気持ちがした。
7.気が付いたこと
@ クラスごとにテーマがあり、そのテーマに基づいて教室の外や内側が飾られている。担任が好きなようにテーマを決めている。ロックミュージックやカエル、ガーデンなどそのテーマは多様であるが、クラスの一体感は増すのではないかと思う。
A 廊下や教室の側面など、ありとあらゆる場所に生徒の作品が掲示されている。
生徒に自分で調べさせる。自分の意見を述べさせる。ということが徹底して行われているのがわかる。その生徒がどのような生徒であるかがわかることができる。よくできているものもあるが、他の生徒と比較して明らかにできの悪いものもある。こうしたことが原因でいじめ等の問題は起こっていないかと気になったが、それを質問するだけの語学力がなかった。
B 各教室の前にポストがある。
最初は単なる飾りだと思っていたが、そのポストに生徒は先生宛、他の生徒宛の手紙を入れることができるようになっており、先生は返事を書くそうだ。保護者も手紙を入れることがあるという。日本でも取り入れることができそうな制度だ。
【 Zumwalt West High School】
最後にこの学区の高校であるZumwalt West High Schoolに向かう。この高校は生徒数が2200人というとても大きな高校である。学校の建物も大きく、高校というより大学という感じである。
1.入口にて
セキュリティのために入口で名前を書き、Visitorのシールをもらう。学校の中では生徒も・先生も写真のついた身分証明書に見えるところにつけている。ちょうど食事時で生徒たちがカフェテリアにいたが、警察官が目を光らせているのに気が付いた。生徒たちはくったくなく食事をしているが、日本人としては衝撃的な光景だ。教頭のHenry St.Pierre先生の出迎えを受け簡単なプレゼントを渡す。この教頭先生も若い。
2.カウンセラー室での食事
(1) 日本に興味を持っている生徒がいた!!
実際にカフェテリアに並んで生徒たちと同じものを食べてみた。生徒数が多いため、700名ずつ3交代で昼食をとるのだそうである。生徒の波に押されて、よくわからないままピザなどをとった。自分で好きなものをとって、レジで清算するようだ。カウンセラー室に戻って、昼食をとる。食事の間に日本に深い興味を持っている生徒がいるとPierre教頭が2人の女生徒を連れてきた。日本に深い興味があるので日本の人と話がしたいそうである。東京に是非行きたいといっていた。どうも日本のアニメに深い関心があるようである。日本の英語による観光案内のリーフレットを進呈すると喜んでいた。
(2) 気分はアメリカの大学生
また、カフェテリアには様々な学校関係のグッズが用意されていた。校名入りのパーカー、Tシャツ、鉛筆やキーホルダー、学校案内・カリキュラム表・卒業者名簿などである。特に面白かったのは、アメリカの大学のペナントや大学の卒業式の時にかぶる角帽である。
みんな、はしゃいで角帽をかぶり、気分はアメリカの大学生となって記念写真を写真をとった。カウンセリング室はガラス貼りなので、外からは日本から来た「変な人」の集団を不思議そうに多くの生徒が見ていた。
(3) プレゼント−アメリカ社会で大切なもの
食事の時間を借りて、通訳をつとめてくれたナナミさんに、Hoffman からプレゼントが渡された。こうしたさりげない、ささやかなプレゼントはアメリカ社会でコミュニケーションをとる上でとても重視されている。我々もシンディたちから、さまざまな心遣いをうけている。見習はなくては。
3.演劇室
演劇のコースがあるらしく、そのための部屋があった。日本のアングラ劇団の稽古場のような雰囲気で、様々な大道具・小道具が置いてあった。後の美術室や音楽室もそうだが、
将来のこうした芸術関係の進路を目指すコースがあるようである。
4.音楽室
音楽室は合唱用と器楽演奏用の2部屋あるようで、音楽コースも設けられているようだ。 広くて整った設備には圧倒されてしまう。ブラスバンドのチームは活躍はめざましく、ワシントンでの全米の演奏家にも出場したこともあるらしい。
5.美術室
美術室は驚くべきことに3つあった。陶芸などの工芸系、絵を中心とした絵画系、そしてコンピューターグラッフィックの部門である。特にコンピューターグラッフィックのクラスの生徒が作っている作品にはプロ顔負けのものもあり、驚いた。事実、プロを目指してがんばっている生徒も多いそうである。
6.ホール・体育館
700人収容の大ホールがあって腰を抜かした。日本の地方の市の市民会館くらいの感じがする。学年ごとの集会などに使用されるそうである。この学校のような施設を作るには相当なお金が必要であるが、教育に必要な予算はどの程度などかが疑問として湧いてきた。
体育館では生徒が野球をやっていた。教頭先生がしきりにヤンキースの松井選手のことを話していた。これまであったほとんどの人が松井のことを知っており、こちらではかなり有名なようだ。
6.ビジネスラボ
30台弱のコンピューターがおいてあり、経済の授業がおこなわていた。とは言っても何をやっているのかと言えば、ひたすら文字を入力するスピードを競っているようである。すでにみなブラインドタッチですごいスピードで打っていた。
7.ドイツ語の授業・心理学の授業
外国語の授業ということで、ドイツ語の授業を見学した。堀先生はドイツに留学されていたので先生となにやら話していた。さらに心理学の授業も見学した。脳の模型なども教室に置かれていて、それらしい雰囲気をかもしだしている。ドイツ語といい、心理学といい、まるで日本では大学の授業みたいである。
8.数学・化学の授業
数学の授業は生徒の力に応じた習熟度別授業になっているようだ。緊迫感のある授業はできる生徒用なのであろう。また、明らかにやる気の感じられないクラスもあった。化学の授業は何をやっているのか良く分からなかったが、今までの見てきた理科系の授業とは異なり、講義を中心とするものであった。アメリカでも講義方式の授業も当然あるのだろう。
9.国語(英語)の授業
教室のいたるところに、著名な作家の小説から引用された言葉がはってあり、格調高さを感じさせる。先生からは参考にと言うことで、テキストのコピーをいただいた。
10.図書館
最後に見学したのは図書館である。広々として多くの本がある。本には電子タッグがつけられていて、所定の手続きをしないと入口で音がなるシステムになっている。学校の入口でもそうであったが、あちらこちらに大きなポスターが張ってあった。先生方の写真(家族やペットと一緒のもの多い)に大きく「READ」と書いてある。本を購入するための工夫だそうだ。先生、あるいは先生方でなくてもよいそうだが、お金を払ってポスターを作り、そのかかった経費との差額が本を買うお金になるらしい。先生によっては何枚も購入して親戚等に配る人もいるようだ。
10.その他気が付いたこと
@ 活躍した生徒個人個人が大切にされている
他の学校でもそうであったが、活躍した生徒の名前をプレートに彫ったり、あるいはその写真を掲げたりしている。要するに年間MVPのような生徒だ。しかし、それは別に成績優秀な生徒だけではなく、様々な分野で活躍した生徒たちだ。この学校では、そのほかに月間MVPのような生徒とその表彰理由が掲示されていた。日本ではあまり特定の生徒をほめるということができにくい土壌があるが、アメリカのこうした制度はがんばっている生徒の励みになるだろう。ナナミさんの息子さんも高校でやはりこうしたメンバーに絵の才能で選ばれたそうで、良い制度だと言っていた。
A 教育予算の削減の傾向
これだけの施設を維持していくには莫大な経費がかかるであろうが、この学区の教育予算を削減すべきか否かの住民投票が4月に行われるそうである。ナナミさんやHoffmanさんも教育予算の削減に反対であると言っていた。もし、可決されるとこの学区だけで30人の先生が辞めなくてはならないと言う。
B 実学の重視
理論を学ぶのではなく、より実際的な学習が行われているようである。具体的に体験したり、練習を繰り返すと言うこと中心となっている。
C セキュリティへの意識の高さ
アメリカの学校では銃の乱射などの心痛む事件もおこっているという。入口にはカードマンがおり、中には警察官がいたが、そうした状況を反映しているのであろう。また、先生も生徒も身分証明書を身体の目に見えるところに身につけていた。これもこうした安全対策の一環で、学校中のいたるところにそれを訴える掲示がなされていた。
【 ホームパーティー】
この日は、夕方からシンディの家でのホームパーティがあった。 シンディの家にいく。
参加者は日本側からは聖徳学園小中高の9人と、アメリカ側はシンディと夫のボブ、そして大学生の娘さん、キャサリン、マギーと夫のジンクス、そしてセントチャールズ市の昨年のFMFの研究校であったジェファーソン中学校の校長のDr.Gerry Kettenbach夫妻である。Dr.Kと呼ばれる彼は背が高く堂々としているが、他の校長と同様、若くみえる。日本の廿日市市や小松市を訪問したことがあるといい、日本のことについては大変よく知っていて、塾などのことについても話していた。
まず驚いたのは家の大きさである。広い台所の他に、応接室みたいなところが2つ、それと食堂があった。さらに2階に部屋があと4室あるという。家中に先祖の写真や家族の写真が貼ってあって家族をとても大切にしているのが分かった。
オードブルの中に、日本の寿司やあられみたいなものがあった。我々に気をつかってくれているのであろう。あっという間になくなった。オードブルを食べながら居間でキャサリンと話して、地震のことが話題となった。日本の地震の話をしたところ、ミズーリーでも昔地震があって、町が壊滅したことがあったとのことである。アメリカの真ん中で地震があるとは思わなかった。
我々が話をしている間に、ボブが全員分のステーキを焼いてくれていた。そして、それをメインデッシュとして、ディナーとなった。テーブルには全員分の食器が用意され、美しく飾られ、ろうそくの光がそれを照らしている。佐々木先生が選んで、プレゼントとして買っていったシャンパンで乾杯をしてディナーとなった。
ディナーのあとは、小学校の三輪先生が積極的にお皿をあらっていた。これだけの食器を片付けるのは大変なことであり、それに気が付いている三輪先生は大変偉いことだと思う。第一陣の先生方はキャサリンが車でホテルに送ってくれた。我々も三輪先生にならってふきんで食器ふきを手伝った。外ではタバコをすう先生方がボブから葉巻をもらって試していた。一生懸命もてなしたいという気持ちが感じられて、とてもうれしかった。
【マギーの家】
パーティーの終了後、マギー夫妻が家を見ていかないかというので、お言葉に甘えてよらせてもらった。これもまた、広いうちで庭にはプールもあった。庭のガセボ(休息所)や板張りのテラスの作成、あるいは部屋の壁紙の張替え等は夫のジンクスが行ったと言う。
子供が成長しお孫さんもいる夫妻は、それぞれ自分の仕事場をもっていた。スペースのない日本では考えられないことだ。
マギー夫妻は人前でも平気で手をつないで帰る仲良し夫婦である。アメリカの物質的な豊かさだけではなく、精神的な豊かさを感じた一日であった。