| アクティビティ | |
| 朝食(各自) | |
| 08:10 | ホテル・ロビーにてパートナー校と顔合わせ |
| 08:30 | バスでホテル発 |
| 08:45 | ホワイトハウス着 -09:30 |
| 09:45 | ジェファーソンメモリアル見学 -10:45 |
| 11:00 | リンカーンメモリアル -12:15 |
| 12:30 | 国会議事堂 |
| パートナー校と見学 | |
| 自然史博物館 昆虫館 | |
| 航空博物館 -17:30 | |
| 19:00 | 夕食・各自パートナーと |
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ワシントン・プラザ・ホテル 地価の高いワシントンらしく、部屋はこぢんまりとしていた。各部屋にはポップ調の「ワシントン大統領」の絵が掛かっていた。 |
| ホワイトハウス。テレビなどでおなじみであるが、 ご時世がら、外から見るのみである。 |
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リンカーンメモリアルにて。壁面には有名な「人民の人民による人民のための政治」という演説文が刻まれていた。 歴史がまた現代的な意義を持つことがある。下の写真参照。 (左から)伊藤教頭、シンディ先生、堀、江草 |
| この写真は上記リンカーン像の前でちょうど回れ右をして撮ったもので、モールと呼ばれる区画を見下ろしている。 公民権活動家として名高いマーチン・ルーサー・キング牧師はちょうどここで「私には夢がある」という演説をしたのであった。英語の教科書でも取り上げられているものだが、この演説がどれだけ人々に勇気を与えたかを思うと、感慨深い。 |
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朝鮮戦争に従軍した兵士の記念碑。戦争を単純に評価することはできないが、犠牲となった兵士(高校生と大して年は変わらない)には胸が痛む。 壁面には「自由はタダではない」との文言が刻まれていた。 |
| 国会記事堂前にて。アメリカでは「キャピタル」と呼ばれている。 | ![]() |
■3月18日(木)−研修第3日目
【シンディとの出会い】
今日はいよいよパートナーと会う日である。ホテルのロビーで江草・堀の両先生を待っていると、江草先生が女性と現われた。我々のパートナーのシンディ先生である。一緒にレストランで朝食をとることにした。彼女はセントチャールズ高校のマーケッティングの先生である。日本に来たことはないが、町のコミュニティーで日本語を少し習っているようだ。事前にE-mailのやり取りをしたが、最初のあいさつはローマ字で書いてあった。バックの中に日本語の辞書を入れていた。レストランでのチップの支払い方などをならう。チップの換算表なるものももらう。小さなカードに金額とそれに見合うチップの金額が書いてある。チップは日本人にとっては海外では苦労する習慣だが、アメリカ人も苦労している側面が見られて、少々驚いた。
【ワシントン市内研修】
食事後、ホテルのロビーでセントチャールズの小学校の、また中学のライス先生とも挨拶をかわす。セントチャールズの先生方はみな、日本語で書かれた名刺を用意していた。やる気を感じる。バスに乗車して最初にホワイトハウスへ向かう。9・11の同時多発テロの後中には入れないとのこと。柵ごしに眺めるホワイトハウスは美しい。その美しさの背後には警備がものものしさを感じる。次に訪問したのは第3代大統領であるジェファーソンメモリアルである。その後はリンカーンメモリアルを訪問。隣のシンディと英語で話そうとするがなかなか口に言葉が出てこないのがもどかしい。
リンカーンメモリアルでは、入ったところに朝鮮戦争で活躍した兵士の像があり、向こうにはベトナム戦争で戦死した人の名を刻んだ石がずっと並んでいた。さらに、巨大なメモリアルへあがる階段の途中の石に「I HAVE A DREAM」と書いてあった。有名なキング牧師が演説をした場所とのこと。歴史の瞬間に立ち会ったような気がしてとても感動した。
リーンカーンメモリアルの中では、巨大なリーカーンの像がこちらをにらんでいた。その表情は苦しげであり、何かを訴えているのだろう。左手には、有名なゲティスバーグ演説の一節が記されていた。有名な一説であるが、改めて偉大さを痛感した。そのしかし、最も印象的であったのが、ベトナム戦争で戦死した兵士の名前を記した壁であった。黒い御影石に戦死者の名前が掘り込まれている。その上から紙をあてて鉛筆でこすって拓本を取っている子どもたちを見た。誰か家族の名前を見つけたのだろうか。
その後は議会が見えるところに移り、各グループごとに解散し、パートナーのシンディ先生と一緒のグループ行動に移った。まず、昼食をとるために航空宇宙博物館を訪問し、マクドナルドで食べる。その後は自然史博物館の昆虫園を見学した。シンディたちはアメリカの参加者のための会議に参加のため,いったんはお別れ。7時に夕食を食べに行くためにロビーで待ち合わせをすることにした。
【自然史博物館・航空宇宙博物館】
小学校の3人と高校の堀先生は、再び航空宇宙博物館へ。私と江草先生はそのまま残って見学を続ける。江草先生の解説つきなのでとても分かりやすい。巨大なゴキブリがいて驚いた。また、多くの動物の骨格標本は進化の過程が分かるように並べられており、よく考えて展示してある。また、鉱物の分野における展示も充実しており、アメリカではこうした博物館は無料であるという。文化の維持には社会の理解が必要なのだろう。博物館などへの助成が少なくなってきているという日本の現状に思いをはせた。また、多くの子どもたちが見学に来ていた。日本は机上での勉強が多い。アメリカではこうした施設を利用して実物に触れることを大切にしているのは素晴らしいことだと感じた。
続いて航空宇宙博物館へ。それにしても大きな施設だ。閉館時間がせまっていたので、宇宙関係の展示を中心に見る。アポロの宇宙船を見るが、デジタル機器に慣れ親しんだ現在から見ると、こんなもので宇宙に旅立ったのかというのが印象で、技術的には相当な古いとを感じる一方、そのような条件で宇宙に出かけた先人たちの偉大さに頭が下がる思いである。閉館20分前だというのに係官が入館者を追い出しにかかる。規則を厳格に守るためであろう。館外の公園ではリスが遊んでいて一見のどかではあるが、入館時のセキュリティチェックの厳しさとともに、現在のアメリカが置かれている状況を痛感されられた。
【夕食】
小学校チームと小学校のパートナーのマギー、高校チームとシンディの6名で夕食を食べに行こうとかんがえていたが、マギーのご主人がお見えになっており、挨拶をした。マギーが予約してくれた店は「ROBBY VAN’S STAKEHOUSE」と言い、ホテルから歩いて10分弱のところにあった。入口はみるからに高級店で一瞬たじろぐ。中もスーツをきた紳士が行きかい、私たちのチームは少々場違いな感じも。テーブルの上にあった資料をみると、2003年の全米のステーキ店の中で第2位という大変な名門店であった。途中で持参してきた箸をだしたところ、みんな箸をつかって食べ、大変盛り上がった。
昨日がエチオピア料理であったので、感動も一塩である。サラダの素晴らしさや肉の厚さと大きさはさすがアメリカという感じで、一同感心した。食文化というのも互いの国を理解する上で大切なことだと感じた。このような素晴らしい料理を食べさせてくれるチャンスを与えてくれたシンディたちに感謝しなくては。
また、英語のできない我々にとっては、持参した電子辞書は大いに役に立っている。こうした機器の進歩もコミュニケーションを容易にしていく手段の一つの要因なのであろう。しかし、所詮は機会は手段にしか過ぎない。コミュニケーションにとって大切なのは、自分を表現し、相手を理解しようという心である。こちらのめちゃくちゃな英語の意図をくみとろうとしてくれるシンディの心があってこそ、コミュニケーションが成り立つのである。などと、偉そうなことを言っても、相手の言うことが理解できない。こちらの気持ちを言葉に出して伝えることができないもどかしさには変わりはない。