駅前に立地した本校は、調査地に乏しいため、休日を利用し郊外にてB&S調査を行いました。
 ご協力いただいたのは、東京都多摩動物園昆虫館と解説員の岩淵けい子先生です。
 調査地は、動物園に隣接した都立公園内にある生物保護地域をお借りできました。
 この地域は、昆虫保護の目的で、人や大型動物の影響が加わらぬよう、一つの谷の周囲を金網で隔てた地域でした。
 まずは調査法の説明です。今回の参加は、中学生と高校生の希望者で、意欲ある生徒達ばかりでした。
 毎年夏休みに、私は、野外実習を開講しています。そこでは、同じ調査を違う学年の生徒達が、協力して実習するので、縦のつながりができます。ゆくゆくは、このような実習が、先輩達の指導で後輩達と、自主的に進められるようにしていきたいと思います。
 近いということもあって、MTP参加校の八王子市立七国小学校の青山先生と瀧尾先生が、ご見学にいらっしゃいました。
 まずは環境調査です。中学生チームは土の性質について、高校生チームは気候因子について調査しました。
 中学チームは、3タイプの調査地(森林・高い草丈地・低い草丈地)から、土を採取し調査しました。
結果はこちら
 高校チームも、3タイプの調査地(森林・高い草丈地・低い草丈地)にデジタル乾湿度計を設置し、調査した。
結果はこちら
 続いて土壌昆虫調査です。
 3タイプの調査地(森林・高い草丈地・低い草丈地)から、土を約0.7リットル採取し、
新聞紙に広げ、
手早く、
昆虫を数え上げました。
結果は
 最後に森林即席発表会と題して、それぞれのチームから、今日調べた結果と考察を述べてもらいました。主な考察は、

 @森林内は、日中でも涼しく、高湿度が保たれている。

 A森林内の土のほうが、柔らかく、中性に近い。

 B土壌昆虫に限らず、地上にいる昆虫も、森林内のほうが種数と匹 数ともに多い。

 C植物の調査結果と考察。(江草先生より)

まとめ:環境の良さが、生物を集め、育ててくれる。また逆に、生物が    環境を良くしてくれる。

 真夏の暑い日に、皆さんご苦労様でした。ここで得られた経験は、皆さんがおこなう勉強に、または将来の研究にきっと役立つでしょう。(今回お世話になった東京都多摩動物公園解説員 岩淵けい子先生:写真左上)