| ワークショップ(3月20日) | |
|
ワシントン郊外のアーリントン・サイエンス・フォーカス小学校において、今回のプロジェクトに関係するワークショップが行われました。参加者は学校種別(小・中・高校)ごとに分かれて、3つのワークショップに参加しました。 |
|
|
アーリントン・サイエンス・フォーカス小学校。名前の通り理数系教育に力を入れた小学校であるが、公立で学区内の児童であれば誰でも入学できる。15年前に子供の理科離れを心配した保護者の希望により、周辺の3校が共同で学校づくりに取り組んだそうです。
|
|
|
一つ目のワークショップは土壌についてです。講師は連邦農務省のBerc博士とLevin博士で、お二人とも土壌の専門家として、農業にとって最も大切である土壌を守るために、日夜研究をされているとのことでした。土壌の悪化によって滅亡した古代文明がたくさんあった例からも、彼女たちの仕事の重要性が理解できます。
実際にいくつかの土にさわりながら、土壌の簡単な分析方法と、実際に授業で活用できそうな作業について教えていただきました。土壌を調べる上で最も基本的な要素は、色とテクスチャ(質感=粘土質かどうか)で、色からは鉄分などの含有量が、テクスチャからは水をどれくらい通すかがわかるそうです。どちらも農業にとっては大変重要な要素です。
|
|
|
二つ目のワークショップは、ファストプラントと身近な物を利用した植物採集・観察の方法についてでした。講師は気仙沼市との交流でおなじみのウィスコンシン大学のウィリアムズ博士です。
湊先生が首から下げているのは、フィルムケースをつかった顕微鏡です。これにいくつかの採集ケースがつながっていて、「観察ネックレス」と呼ぶのだそうです。
さらに、フィルムケースを二つ使って「ガーデニング」に挑戦です。ヨセミテのコケを植えてみます。
博士ご自慢のペットボトルガーデンです。このように身近なものを活用しながら、生物学を学んでいく方法を知り、興味を持って取り組むことができました。日ごろの授業にも活用できそうな気がします。
|
|
|
三つ目はジョーンズ博士による行動生態学の講義でした。我々人類もエコシステムの中で生きており、地中の虫が死滅すれば、人類も生きていくことができない、というお話が印象的でした。
「長い講義で疲れたでしょうから、外に出ましょう」という博士のありがたい一言で、中庭に出てフィールドワークの方法についての話に移りました。上の写真は、集音マイクについて解説をするジョーンズ博士です。(フライパンではありません、念のため。)
トランセクト法について解説するメイナード氏。トランセクト法とは、任意の直線に沿って土壌や虫を採集し、線上の任意の地点について比較するという方法で、ロープを使って数メートル単位で行うものから、GPSを用いて数キロ単位にわたって行うものまであるそうです。
|
|
|
参加者全員で行動するのも今日が最後です。同行したFMFスタッフのみなさん、ありがとうございました。
|
|